2006/05/03
プリンタの利用という観点だけから言えば AirMac Express は蛇足である。これを含めたのは AirMac Extreme だけでは電波事情が悪かったためであった。電波事情の善し悪しはネットワークの通信速度を決定的に支配する。なお Express は Extreme に比べて電波強度はかなり弱い。
なおOS環境は OSX 10.4.6 および Win-XP, Win-2000 を想定する。
方針name | model type | IP |
---|---|---|
air1 | AirMac Extreme Base Station | 192.168.1.31 |
air2 | AirMac Express | 192.168.1.32 |
注: Windowsと共用するときにはIPアドレスを固定した方が分かりやすい。
IP アドレスの設定
「AirMac 設定アシスタント」
AirMac 管理ユーティリティ
AirMac Extreme に名前を付与する。そのためには
「AirMac」の設定で
ネットワークデバイス(AirMac Extreme)と、それと交信するネットワークには同一の名前(ここでは air1)を付けた方が分かりやすいと思う。
参考URL手持ちのプリンタは
HP PSC 750 はスキャナーを兼ねており、ネットワークブリンティングとの相性が悪い。これはパソコンの USB ポートに接続する必要がある。
Brother HL-1440 は安価なレーザプリンダで、ネットワーク対応ではないが、今回これを AirMac Extreme を使ってネットワークプリンティングを実現する。
参考URLBrother HL-1440のプリンタドライバをとってくる。
Brother HL-1440
Mac OS® X (10.4)
CUPS フィルタ型プリンタドライバ
プリンタドライバはパソコンごとに持つ事になる。
「プリンタ設定ユーティリティ」
でBrother HL-1440をインストールする。
そのためには「プリンタ設定ユーティリティ」のプリンタの追加をクリックすると
のように、ネットワークプリンタには「Bonjour」と表示される。
注: 既に HL-1440 がローカルプリンタとしてインストールされていれば一旦削除する。
印刷成功
ネットで検索すると「AirMac ExpressをプリンタサーバにWindowsとMacの両方から印刷」
(http://www.goodpic.com/mt/archives2/2004/12/airmac_expressw.html)
の記事が存在する。丁寧な解説である。
ポートの追加
プリンタ名またはIPアドレス: 192.168.1.31
ポート名: air1
印刷エラーになる。そもそもデータが送られていないかのように HL-1440 での反応がない。
Apple の「Bonjour for Windows」をインストールして問題が解決した。
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/bonjourforwindows.html
「Bonjour for Windows」のためのWindows側のシステム要件
HUB の中には AirMac との相性が悪いものがある。詳しくは http://ar.aichi-u.ac.jp/blog/fon.html を見て下さい。