デジタルとアナログ
目次
デジタル時計が販売される前は、どの時計も針が付いている右のタイプであった。そのころは「アナログ時計」と言う言葉はなかった。
意味
簡単には
- デジタル(digital)
-
数字
- アナログ(analog)
-
類似物
もっと正確には
- アナログ
-
時間的または空間的に連続して変化する量をアナログ量といい、データがこのような量で表わされていることをアナログという。たとえば針式時計はアナログである。デジタル時計では1秒の次は2秒であり、その間の量は表示されないが、アナログ時計の場合、1秒と2秒の間を針が動いている。【反】デジタル
http://yougo.ascii24.com/gh/64/006421.html
- デジタル
-
有限桁の数値で表わされた量をデジタル量といい、データがこのような量で表されていることをデジタルという。たとえば数字で時刻を示す時計はデジタルである。デジタル時計では1秒の次は2秒であり、その間の量は表示されないが、アナログ時計の場合、1秒と2秒の間を針が動いている。【反】アナログ
http://yougo.ascii24.com/gh/57/005755.html
注意: 数値で表現されていないとデジタルではないように聞こえるが、数値の使用は本質的ではない。デジタルとは有限個の状態だけをとる量である。(その場合には数値に翻訳でき、そして翻訳することが多い)
インターネットでの解説
デジタル記録とアナログ記録
慎重を柱の高さに投影させ印を付ける。典型的なアナログ方式の記録である。
身長を数字で表すことによって、ノートに記録できる。
数字だと伝達できる。
アナログ計算とデジタル計算
2つの物差しを使って
4.23 + 7.78 を計算したつもりなのだが…
物差しを使った足し算では、詳しい数字はだせない。
計算尺
物差しのメモリをうまく作るとかけ算ができる。
数字を使っての計算
数字を使えば、何桁の足し算でもできる。引き算、かけ算、わり算も…
4.2345 + 7.7823 = 12.0168
この計算は物差しを使っての足し算では不可能!
記録の分かりやすさ
長所と短所
特徴
* |
長所 |
短所 |
アナログ表現 |
・言葉が通じなくても意味を伝達できる ・直感的に分かりやすい |
・精度が低い ・複写時に劣化する ・通信による伝達不可 |
デジタル表現 |
・精度が高い ・複写時に劣化しない ・通信による伝達可 |
・数字の意味について情報の発信者と受信者の間に事前の了解が必要 ・直感的に分かりにくい |
問題 言葉や文字はどちらに属すると思うか?
レコードと CD
音声のデジタル化の方法
設問
問題
アナログとデジタルの説明として正しいものに○を付けなさい。(複数選択可)
1. 0 と 1 で表現された情報をデジタルと言い、A や B などの文字で表現された情報をアナログと言う。
2. 0 と 1 と 2 で表現された情報もデジタルである。
3. 地図は地形をアナログ的に表現したものである。
4. 算盤はアナログの記憶装置であり、計算機のメモリはデジタルの記憶装置である。
5. アナログの情報をデジタルの情報に(あるいはその逆に)変換するのに日常生活で使用される道具として物差しを挙げることができる。
文献
- [1] 中島平太郎・小川博司「コンパクトディスク読本」(オーム社, 1982)