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質問: 貴方は喫茶店で自分が作曲したメロディーが流れてきたら
うれしいですか?
それとも
はらが立ちますか?
お金が絡むと人の心は複雑である…
著作権法は毎年のように変化している。良識を持つ事。
以下では私のコメントを "#" の後に書いてあります。
著作権法に関しては国ごとに考え方が大きく異なる。この状態では国際化時代に困るので、著作権に関する国際条約によって足並みを揃える努力が存在する。
以下の解説は日本の著作権法を基にしている。
思想又は感情を創作的に表現したものであつて....例示すると
小説....写真....プログラム....
事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道は...著作物に 該当しない。 # 表現を保護している (著者の人格が現れるからである)
著作者人格権及び著作権の享有には、いかなる方式の履行をも要しない # 無登録主義
# これらは当然の権利!
# これらは著作物の財産権的な性格を形成する
# 公共の利益との調和がはかられている
疑問: 保護期間が永すぎるのではないですか?
私見: 著作者とその家族の人格を守る上で死後五十年には違和感はない。しかし、一旦公表され、利益を生み出す財産となったものに、これだけ永い保護期間を与える事には疑問が残る。
# しかし、悪法も法なり(ソクラテス)
JIS 規格、国勢調査などの統計資料など、公共的性格を有する全ての資料を、誰でも無料で手に入れられるようにしてほしい。国が関与している機関が、その成果物に著作権を主張し高い金をとって配付するなんてどうかしています!
何を買ったのか?
Windows98 のマニュアルに記載されている「ご注意」
ソースコードが公開されているソフトウェア。
UNIX オペレーティングシステムは AT&T のベル研究所が生み出した。当時は AT&T はコンピュータシステムを販売する事は許されておらず、また研究所が開発した事もあり、ソース付きで世界に配付された。手数料のみで。しかし後に AT&T は UNIX のライセンスを強く主張し出した。UNIX の世界はこの主張に苦しむ事となった。
リチャード・ストールマン(Richard Stallman)はソフトウェアの普及を阻むライセンスに嫌悪を感じ、ソフトウェアを人類共通の財産として普及させるためのライセンスのあり方を論じ、実践した。
Stallman の GPL(GNU一般公有使用許諾書)
この中で UNIX のライセンスに縛られない Linux が誕生した。今日では Linux に限らず多くのオープンかつフリー(無料でかつ再配布自由)なオペレーティングシステムが存在する。
インターネットの中には無数の人々が作り出した多数のオープンソースのソフトウェアが存在する。多くの場合フリーソフトでもある。
無料で手に入り、自由にコピーでき、再配布可能なソフトウェア。作者の好意によるもので動作の保証はない。バクについては連絡すれば修正してくれる事が多い。個人が趣味的に作成するものから、研究機関や教育機関のプログラムの専門家が作成するものまである。品質は玉石混交。必ずしもソースコードが添付されている訳ではない。
無料ではないが、わずかの金額で手に入るソフトウェア。一定の試用期間の後で支払う。著作物に関する権利の主張に関しては基本的に商用ソフトと変わらない。多くの場合、個人が趣味的に作成している。
君たちはどう思うかな?
以下に役立ちそうなフリーソフト、シェアウェアのホームページを紹介します。
高林 哲 (愛知大学経営学部)
学生時代に日本語全文検索システム「namazu」を作成
石川 雅康 (愛知大学法学部)
学生時代にホームページの文書の文法の誤りを見付ける weblint の日本語版を作成