出力装置
目次
- 表示装置: ディスプレイ (display device)
- 印刷装置: プリンタ (printing device)
- オーディオ装置: スピーカー
表示装置
CRT ディスプレイと液晶ディスプレイ
ディスプレイは最近では液晶タイプに変わりつつある。CRT ディスプレイに比べて、軽く、文字も見やすく、電気の消費が少なく、長もちする。
なお、CRT とは Cathod Ray Tube のことで、日本ではブラウン管と言う方が分かりやすいかもしれない。テレビではブラウン管が主流である。
技術に関心のある人は
- http://www.sharp.co.jp/products/lcd/tech/
H3: 画素
コンピュータはディスプレイに色の付いた点の集まりとして文字や画像を表示する。この点を画素と言う。
I: display.png
C: ディスプレイの概念図
この図では横9個、縦8個の点の集まりである。
I: dot16.png
C: ディスプレイの拡大写真
点の集まりで文字が表現されていることが分かる
どれだけ多くの点(ドット)がディスプレイに表示できるかがディスプレイの能力を測る尺度の1つである。現在は 横方向 1024 ドット、縦方向 768 ドット のものが主流である。
H3: VRAM
VRAM とは Video RAM(Random Access Memory) の事で、ディスプレイに表示される内容を保持しているメモリです。ディスプレイの画素数(色の付いた点)が多いほど、また1つの点の色数が多いほど多くの VRAM を必要とします。
H2: 印刷装置
I: printer.png
C: レーザプリンタ (Brother HL-1440)
I:printer3.png
C: インクジェットプリンタ (Canon BJC-80v)
I:bubblejet.png
C: インクジェットプリンタのインクカートリッジ (黒)
最近のプリンタはどれも小さな点の集まりで、文字や画像を構成している。
I: printer1.png
C: プリンタ出力 (インクジェット方式)
I: printer2.png
C: 上の画像を拡大した画像。(どの部分だか忘れました)
印刷方式
- レーザプリンタ
レーザ光線を用いてトナーを紙に付着させる。印字品質は高く、ランニングコストが低い。
- インクジェットプリンタ
インクを紙に噴射する。安価なカラープリンタ。ランニングコストが高いのと、長期に使用しない場合のインクの目詰まりが欠点である。
- その他
感熱式、熱転写式、インパクト式などが過去に使用されてきたが、現在では殆ど使用されていない。(感熱式、熱転写式は家庭用ファックス電話で現在でも使用されている)
色: カラーか白黒か?
性能
- 印刷の細かさ: dpi (dot per inchi)
- 印刷速度: ppm (page per minutes)
カタログ例